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日本人が移民だったころ

タイトル:
日本人が移民だったころ

作 者:
寺尾紗穂

発売日:
2026-05-29

出版社:
河出書房新社

説 明:
音楽家であり文筆家の著者が、

植民地パラオに渡った移民たちの「戦後」をたどる、

聞き書きルポルタージュの決定版!

日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。

そして戦後、日本に戻ってきた移民たちのなかには、故郷に居場所がなく、荒地の開拓を強いられたり、再び南米などに再移住を余儀なくされる者も多かった。

札幌、沖縄、パラグアイ。移民たちが戦後にたどり着いた場所を著者が自らの足で訪ね、それぞれの家族の激動の旅路を追う。

【本文より】

“現在ニュースで語られる「移民」は、一番にアジアやアフリカ、中東などから日本へやってくる人々がイメージされ、日本社会への移民受け入れの是非をめぐる意見や、いかに共生が可能か、といった議論が交わされている。時に無知や差別意識に満ちた意見もみられるが、こうした日本人の「移民」イメージをのぞいてみると、移民はどこまでも「他者」であり、まるで日本人は移民になることなどないような錯覚にとらわれる。しかし、明治から戦後のある時期まで、日本は確かに国策として移民を推奨する「移民送り出し国」であった。”

【目次】

まえがき

父のいない戦後  札幌・平尾富士子さん

台風と格闘した開拓  種子島・中川博司さん

遊水地に拓いた未来  我孫子・玉根康徳さん

PTSDを呼び起こされる戦後  那覇・上原和彦さん

死亡も補償も認められない 一六歳の兄の戦死  那覇・阿良光雄さん

靖国に祀られた母  札幌・野村武さん

パラグアイからアルゼンチンへ  埼玉・鈴木光さん

除草剤入らなかったらつぶれてた  パラグアイ・フラム 溝際孝市さん

二つの大和村を生きた夫  パラグアイ・エンカルナシオン 中村博子さん

移民の子が大使になった  パラグアイ・フラム イサオ・タオカさん

あとがき

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フットボール・マネー

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